けすけのお気に入りアイテム Punkt.MP02
情報過多の時代に一息つけてくれる、デジタルデトックス製品だ。
ミニマルなアイテムが好きなかたは、ご存知ではないだろうか。
Punkt.MP02とは
- 設立:2008年
- 本社所在地:スイス・ルガーノ
- 創業者:Petter Neby
- 概要:Punkt.は、ミニマルかつ美しいプロダクトを生み出すことを目的としたデザインブランド。同社は大量機能・大量消費型のスマートデバイスに対するカウンターカルチャー的立ち位置を取り、
「シンプルであること」「必要最低限であること」「美しさと機能性の共存」にこだわった製品作りをしている。
◼︎主な特徴
- 通話・SMS専用(+テザリング機能)
スマホのような過剰な機能は一切なし。
ただ「話す」「読む」「打つ」だけに特化。 - BlackBerry社の暗号化技術
MP02はBlackBerry Secureを搭載し、ビジネスにも耐えうる安全性を確保。 - Wi-Fiテザリング機能
ミニマルな端末でありながら、他のスマートデバイスのネット接続用としても使える。 - デザイン:Jasper Morrison
世界的なインダストリアルデザイナーが手掛ける無駄のない美しいフォルム。
無骨なのにエレガント。シンプルなのに存在感がある。 - バッテリー持ちが長い(スタンバイで数日)
不要なアプリやプロセスがないため、バッテリーも長持ち。

大きさはApple社 Magic Mouseと同程度の大きさ。
Punkt.公式サイトや、Amazonなどで購入可能。
日本国内でも販売されているが、通信キャリアとの相性(SIM対応)には注意が必要。
けすけはahamo(NTT Docomo系)を利用しているが、SIMの入れ替えを行い、通話等問題なく使用ができた。


◼︎こんな人におすすめ
- デジタルデトックスをしたい人
- 週末や旅先ではSNSや通知をシャットアウトしたい人
- 本質的なコミュニケーション(会話)を大切にしたい人
- ガジェットやデザインにこだわりがある人
- セキュリティ重視で連絡手段だけを持ちたいビジネスユーザー
けすけの購入のきっかけはデジタルデトックスにある。子供と公園で遊びに行く時など、スマホを持ち歩くが故に
子供とのコミュニケーションの場面を無駄にしてしまうのではないかと懸念していたところから始まった。
いざ、MP02だけをポケットに入れ、子供と出かける。
持ち歩いて分かった事は、今までスマホに頼りすぎていて手放してみると何かと不便だ。
電話とメッセージは使えるものの、LINEはもちろん使えない。
妻にも何かあった時は電話をしてと伝えたものの、ちょっとした連絡もしづらい。
家に戻らないと、LINEが見れないため何か連絡が来ているのではないか・・・と不安になる。
SNSの通知、地図も、音楽もない。
静寂という贅沢
無機質で不便だからこそ、見えるものがあった。
“あそこにお店が出来ていた。”
“新しい看板がある。”
何気ない気づきが子供との会話になり、距離が近かった子供との距離もより一層近く感じられた。
音が鳴らない。だからこそ、静か。
何かが届かない。だからこそ、自分や相手に集中できる。
写真を撮れない。だからこそ、記憶に残す。
【不便】が【贅沢】に変わった瞬間だった。
何かデータや画像に捉われる事なく、時間を使用できる。
けすけが思うにPunkt. MP02は、“使うため”ではなく、“離れるため”の道具ではないかと考える。
■ 再びスマホに戻る
いつも通りのスマホに戻ると、やはり便利だと感じつつ改めてスマホやPCに費やす時間について考えさせられる。
この現代社会であえて、スマホ・PCと言ったテクノロジーを使用しないで生きていくまでの勇気はないが
過剰な情報、絶え間ない刺激や使命感、手放せない依存から距離を置き
「本当に大切なこと」と向き合うための、小さな相棒。
サッと取り出し、強制的に自分を見つめ直す時間を作ることは、悪くないのかもしれない。
Punkt. HP:https://www.punkt.ch/en/products/mp02-4g-mobile-phone/
